中華料理

メヒコには、というか、世界中に中華料理屋はある。

メヒコでは食べ放題というのかビュッフェスタイルのところが多い気がする。ビュッフェの中にはたまに揚げた巻きずしとかゼリーとかもあるから、この辺りは多分メヒコに寄せたラインナップなのだと思われる。オアハカも例外ではなく、結構いろんなところに中華料理屋がある。

驚くべきことにどこの店にも中国人らしき人たちがいるのだ。日本料理屋は「日本食好き」っぽいメヒコ人が経営したり運営したりしているところもあるけれど、こと中華料理に関しては中国の人がちゃんといるケースが多い。スペイン語が話せないっぽい父母も一緒に来ている場合が多いので、そういう風景を見るにつけすごいなぁと感心してしまう。

そして、中国の人がいる店の場合はチャーハンがうまい。(ただの私調べですが。笑)


食べ放題、あるいは持ち帰りにも対応していて、おかずは「guisado(ギサード)」という。持ち帰りの場合は、焼きめしか麺を選んでさらにおかずを1種類、2種類、3種類と選べるのだがかなりぎゅうぎゅうに詰めてくれるので1種類で十分である。3種類くらいのお持ち帰りをしたら、そのまま家で友だちでも読んで中華パーティができそうなくらいである。

私は焼きめしと麺を「mitad y mitad(ハーフアンドハーフ)」にしてもらうのが好きだ。両方食べれてお得感満載である。中華麺ではなく、多分パスタを使っているっぽいのでしっかりとした歯ごたえだ。そしてついつい頼んでしまうのが、オレンジチキン。うまいんだもの。

日本の中華料理と違って餃子とかがないから、それが唯一残念だ。ああ、おいしい餃子を食べられる中華料理屋できないかなぁ。でも、そもそも焼き餃子よりも蒸し餃子の方が中国では一般的のようなので、難しいかもしれない。

メヒコ料理はおいしいし大好きだけど、やはり米文化の国の出身なのでアジア飯の味は無性に食べたくなるというもの。メヒコに来たらメヒコ中華料理はなかなかおすすめです。上の写真はご飯と麺のハーフアンドハーフで1おかず、45ペソ。てんこ盛りに持ってくれているときは「そんなに盛られても食べられへん」と思うのですが、ちゃっかりと完食してしまうのが悲しい性、いや、たくましい食欲なのだ。

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